ステルス魔法陣ゼシカ
えんざんと申します。
今回は勇者杯秋で使用した、ステルス魔法陣ゼシカの構築について第4段とそのナーフ、僕なりに色を出したカードの採用理由について個人的な意見を書かせていただきます。
まずは暴走魔法陣のナーフについてですが、かなり痛いナーフだと思います。このナーフによって4ターン目に暴走魔法陣→投げキッスでボードアドバンテージを得る動きや、6ターン目に2コスユニット、 →暴走魔法陣→イオで盤面を返す動きができなくなってしまいました。カードパワーがインフレする中、従来の動きが1ターン遅くなるのはかなりの痛手だと思います。それでも魔法陣ゼシカの中核をなすカードに変わりはないので2枚積みが安定だと思います。
次に団子スライムのナーフについて、2/2/1となってしまい処理がされやすくなり場持ちが悪くなってしまった点が痛いです。具体的にはメラゴーストやトルネコのアロードック、先行ブラッドレディに処理されてしまうのがかなり辛いです。ただ、手札を2コストで2枚入れ替えられる点はとても優秀であり、ステータスは弱くなったもののまだ現役を張れる強いカードだと思います。そのため1枚採用としました。
次にナーフを受けて抜けてしまったカードとして投げキッスが挙げられます。暴走魔法陣のナーフの影響で投げキッスのバリューを高めるための魔法陣が引き辛くなりました。また、ブラッドレディが登場する前は魔法陣ゼシカのみが使える先行でも腐らないブラッドレディのような感覚でしたが、ブラッドレディの登場により有り難みが薄れてしまいました。そのため今回は採用を見送りました。
逆にナーフを受けたことにより注目したカード、僕なりに色を出したカードとしてメラゴーストが挙げられます。6ターン目にメラゴースト→暴走魔法陣→イオの流れが強いのはもちろんのこと、細かい打点の調整や、リーサルターンには1コストながら打点に5点ほど貢献します。魔法陣のメラゴーストは1コストのメラゾーマです笑
また、他にも影の騎士が挙げられます。ステルスというユニットが暴走魔法陣との相性が抜群に良く、体力5という隠れていればほぼ盤面に残るのがとても強く魔法陣の上にいれば固定式メラガイアーと呼べるくらい打点に貢献します。
また投げキッスがなくなりボードを取りながら処理をするといったことが難しくなったため、微不利〜五分程度になってしまったトルネコに対してメラゴースト、影の騎士を採用することで十分に戦える点、影の騎士の採用によりククールに対してOTKを容易に決められる点、メラゴーストを入れたことでアリーナ全般へのボードの取り合いが楽になる点、紅蓮の火球とメラゴーストで氷塊ゼシカなどの体力4のユニットが処理しやすくなる点などほぼ全てのデッキに対して平均点以上で立ち回ることのできる大会で初手に出しやすい自信のあるデッキに仕上げることができました。
ランクマッチでも強いデッキだと思うので是非試していただけると嬉しく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
えんざん
(勇者杯もそうだったけどメラゴは最強カード笑笑)